6月ですね!もう梅雨入りの季節ですね~。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、2012年06月9日(土)~2012年06月10日(日)に行われた、
面接授業、新約聖書とキリスト教の成立へ行って参りました。
場所は千葉学習センター。
そんなに頻繁には受講しない面接授業ですが、
やっぱり講義開始時間ギリギリにて到着。汗ダラダラ(笑)
面接授業、新約聖書とキリスト教の成立について書きたいと思います!
今回、新約聖書とキリスト教の成立の面接授業を担当してくださったのは、
旧約聖書と古代ユダヤ教1日目や旧約聖書と古代ユダヤ教2日目と同じく、
聖書学者で千葉大学文学部教授の加藤 隆(カトウ タカシ)先生です。
前回の講義でも教えて頂いた加藤先生ですが、やっぱり大きいですw
前回の旧約聖書の授業の時は広い講義室で行われていたのですが、
今回の新約聖書とキリスト教の成立は、通常の広さの若干狭い講義室でした。
時間ギリギリで入室すると、もう教室内が生徒さんでいっぱい。
パット見、開いていた席が教室の一番前の席の、右端か左端。
左端は車いすのマークがついていたので、万が一を考えてパス。
最終的に一番先頭左端に座りました。
プロジェクターのスクリーンが目の前にあるので、首が痛かったです。。。
さて、新約聖書とキリスト教の成立の面接授業に話を戻します。
今回2日間で行われるレジュメと新約聖書関連年表のプリントを配布。
このプリントの項目にしたがって授業が進められました。
新約聖書とキリスト教の成立 面接授業1日目
- ユダヤ教
- キリスト教の基本
- イエス
- エルサレム初期共同体、ペトロ
- エルサレム初期共同体、ヤコブ
- ヘレニスト
新約聖書とキリスト教の成立 面接授業2日目
- マルコ福音書
- パウロ
- マタイ
- ルカ
- ヨハネ
- 黙示思想
以上のような構成です。
新約聖書とキリスト教の成立を受講した感想としては、
新約聖書は、より、人間臭いものになってしまったんだな。
という感じです。
旧約聖書が、神殿や律法で構築されているならば、
新約聖書はそれぞれのイエスの解釈の上に成り立っているみたいな。
元々口伝で伝わってきたイエスの教えや行動記録を文章にしたもの。
福音書(エウアンゲリオン)。
マタイ福音書、マルコ福音書、ルカ福音書、ヨハネ福音書。
それぞれ同じイエスの言葉や行動を書いたものであるはずなのに、
それぞれ言葉が微妙に違っていたり、する。
すると、いろんな解釈が出来てしまう。
無人島に持っていくなら聖書だ、なんて話を聞いたことがありますが、
解釈が人によって様々に推論するが出来るので、
物語や真実?を推察考察するという楽しみという面では、
聖書って本当に魅力的かもしれませんよね。
旧約聖書とユダヤ教、そして新約聖書とキリスト教の成立。
この面接授業を受けることで、存在だけしか知らなかった、
西洋文化の思想に大きな影響を与えている、
新約聖書やキリスト教、その元となる旧約聖書とユダヤ教。
これらの重要な宗教の理解への扉が開いたのは大きいと思っています。
聖書=『旧約聖書+新約聖書』ですが、
両方を合わせると、2000ページくらいになるでしょうか。
実はあまり聖書をきちんと読んでいなかったりしますw
しかし聖書をペラペラとめくり、数節読むと、
ハマっていくような、そんな感覚はしますよね。魅力ありますよね。
一度はきちんと聖書を通読したいなと思っています。
聖書の授業、楽しかったです!
最近のコメント