さて、本日は社会学とは何か−社会学入門 面接授業2日目。
社会学入門の面接授業最後の授業です。
興味のある社会学だったので、少し寂しい気持ちもありますが、島村賢一先生の話を、声を、仕草を感じてくるぞと、弾む気持ちで放送大学千葉学習センターへ向かいます。
出席を取り、授業開始です。
やっぱり席は一日目と同じ席に座ってしましますw
先頭から2番目の好位置だったので、OKOKです。
社会学とは何か−社会学入門2日目の内容は下記になります。
- 社会学入門講義 第5回 『社会調査法入門その2-質的調査』
- 社会学入門講義 第6回 『社会学原論入門-社会学の基本的な考え方①』
- 社会学入門講義 第7回 『社会学原論入門-社会学の基本的な考え方②』
- 社会学入門講義 第8回 『現代社会の歴史的位相-社会変動論』
授業の進行としては、島村賢一先生がレジュメを読みながら、各要点を例え話や、ご自身の経験や、社会問題などを取り上げ説明してくれます。
そして毎回のように、私たち生徒に質問を投げかけ、生徒みんなに、口頭や挙手で答えてもらうといった方式です。
私も何度か発言をさせていただき、正しいものも、間違ったものも答えましたが、授業に参加しているといった感じがとてもあり、充実した授業になりました。
圧巻は、社会学入門講義 第8回 『現代社会の歴史的位相-社会変動論』。
現在の原発の問題もあってか、この社会学入門講義 第8回 『現代社会の歴史的位相-社会変動論』で取り上げた、島村賢一先生が翻訳をなされた、ウルリッヒ・ベックの世界リスク社会論のお話。
リスクという概念のご説明から入り、ルーマンのリスクと危険の違い、そしてウルリッヒ・ベックの主張へ…。
これぞ面接授業。私達、学問がしたい生徒たちと、島村賢一先生という社会学者がかみ合う世界というかなんというか。。。
生徒たちの沢山の質問に対し、島村賢一先生が主張を展開する。
原発の問題の件、社会学の件、ウルリッヒ・ベックの件etc、生徒と先生がガンガン交錯します。
あの時の空気感といったら、何ともいい難い、いい感じでした。
授業の後には、島村賢一先生に対する皆さんの拍手で、無事、社会学とは何か−社会学入門 面接授業2日目終了。
社会学とは何か−社会学入門 面接授業終了になりました。
社会学に興味がある私。
でも今回の授業で、世界史やら、政治やら、宗教やら、法律やら、沢山の事柄が出てきて、社会学を学ぶにはどこから手を付けていいのか迷い、思い切って島村賢一先生に伺ってみました。
島村賢一先生の回答は以下でした。
『君が持っている問題意識や、こういう問題があるからこう変えたいんだ!といった分野、君が興味のある分野をとことんやればいい。まずはそれが大事。』
社会学とは、様々な学問をまたぐ学問。アプローチも人それぞれ。
自分の興味のある事象や分野、それらを知ろうとして、その過程で、例えばその時に経済学が必要だと思ったら経済学を学ぶ、政治学が必要だなと思ったら政治学を学ぶ。宗教が必要だなと思ったら宗教を学ぶ。
初めから、経済学学んで、政治学学んで、宗教学んで、統計学んで、、、さて、社会学勉強しようか、ではない。
と、いうようなお言葉を頂きました。
まだ私は、勉強というものを教科書をこなすみたいな、コレクションするみたいな、この科目やってこの科目やって、、、というような考えだったかもしれない。
自分に反省。
逆だ。そうだ逆だ。何が知りたいことがあって、何を学ぶかがあるんですよね。
自分の興味のある物事を徹底的に素直に感じて、そして履修する科目に目標を持って勉強したいと思います。
島村賢一先生、ありがとうございました!
社会学調査法、受けるかもしれませんのでw、また、その時は、よろしくお願い申し上げます!
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