学費が払えなくて学費の支援を求めている人物が、
その想いを伝えたり、サポーターへのサービス?を提供することで、
学費支援を募るサイトとして2012年の5月17日にオープンしたのが、
家入一真代表率いるLivertyプロジェクトが手掛けた、
『学費支援プラットフォーム「studygift」』。
この学費支援プラットフォーム「studygift」に対して、
批判の声が多く挙がっているような雰囲気を、
ネットメディアなどを見ると感じることが出来ます。
私個人としても、高校を卒業したてのころは経済的な理由で進学できず、
現在ようやく放送大学へ入学し、学問の楽しさに触れてるような人間です。
この学費支援のサイトについては興味を持っていました。
学費支援プラットフォーム「studygift」についての賛否両論のブログ記事やニュース、
そしてそこに寄せられたコメントなどを通して感じた事を書きたいと思います。
目次
学費支援プラットフォームstudygiftに対する個人的な感想
私の中でstudygift ~学費支援プラットフォーム~に対する個人的な感想としては、
今までになかった学費を支援するようなサポートサイトが出来たということで、
とても素晴らしいことだなと思いました。
『お金がない』というのは、やっぱり世の中生活する上で大変です。
心理学系の大学に進みたかったのですが、学費が無くて進学を諦めた経験もあります。
当時進学は出来きませんでしたが、その心理学に対する興味の延長として、
現在大学で読んでいるような参考図書の様なものを街の図書館に通い何十冊も、
時には武者震いしながら読みふけっったりもしました。(もう軽い興奮状態ですよね)
しかし悲しいかな。現在放送大学生として勉強をしていますが、
当時の様な半分おかしくなるくらいに興味が湧くようなことは極端に少なくなりました。
鉄は熱いうちに打て。興味があるものはその時こそ没頭できる最良の時。
そういった重要なタイミングで機会があるかどうかは本当に重要で大事だと思います。
そんな想いを現在持っている大学生や高校生?が、
学費をサポートしてくれるかもしれないという希望を見出せる場所として、
「studygift」のような学費支援プラットフォームの誕生は、
学費の障害を取っ払ってくれるような、とても素敵な仕組みだなと思っています。
様々な批判について
「studygift」に対する私の見た範囲の様々な批判について見てみると、
今回支援を求めた坂口綾優さんが、そもそも苦学生じゃないとか、
大学に通うことの意味や理由が就職活動が出来ないから、、、みたいな考えが『?』、
どうせ寄付するなら既存の奨学金に寄付した方がいいとか、
etc。
この「studygift」って、私の中では苦学生じゃなきゃいけないってルールは、
どこにも存在していないような気がするのですが、誤りでしょうか。
そして『寄付』ではなくて『支援』ですので、
今回に関しては坂口綾優さんの想いやその他を考慮して、
支援できる方や支援したいという方が、支援をするという流れだと認識しています。
批判内容を見る限り、様々な認識の錯綜、すれ違いがあるように感じました。
まとめ
「studygift」の試みや、それに対する批判などを含めての感想としては、
結構支援をなさる方もいらっしゃるのだなという感想と、
僕個人だったらあまりに凡人過ぎて支援のプレゼンは出来ないなと思いました(笑)
ただ私に出来そうにないからと言って、個人的には批判の対象には当然なりません。
何か強い想いがあれば、学費支援を受けられる場所が出来た事がすごいと思います。
「studygift」の他にも、もっと多様な学費支援の場が広がればいいですね。
因みに学費支援プラットフォーム「studygift」を立ち上げた、
家入一真さんのTwitterには、studygiftで実現したいのは『Kiva』とありました。
『Kiva』といえば、
放送大学教材市民と社会を生きるために 実践のすすめ/高橋和夫/坂井素思にも、
インターネットなどを活用するKivaの活動の記述がありましたね。
社会的企業の中で、グラミン銀行やkivaについて学んで、
単位認定試験の際に混乱したのをよく覚えています(笑)
⇒市民と社会を生きるために(’09)の単位認定試験を受けに行きました。
そしてジョンロックが貨幣導入について考えたような、
貨幣に関して重要な要請でもある『人類保存の順守』にもあるように、
お金があるところから、お金が必要なところへ分配されるような、
そんなサービスや仕組みがどんどん誕生してくれたらいいなと思います。
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