さて、2012年4月21日・22日と、哲学とは何か-哲学への誘いの面接授業を受けてきましたが、
講義の第2日目、最終講義となります。
二日間という短い時間での面接授業ですが、
先生を目の前にしての、その仕草や口調、言葉など、五感をフル活動して学べる貴重な時間。
そして、同じ哲学基礎を学ぶ方達の、様々な質問や、それに対する先生の回答。
どれをとっても、面接授業ならではの学びの空気が、この面接授業にはありますよね。
哲学とは何か-哲学への誘い 面接授業2日目について綴りたいと思います。
哲学とは何か-哲学への誘いの面接授業を担当してくださったのは、
第2日目も、もちろん三松 幸雄(ミツマツ ユキオ)先生。
前回数時間の講義を終えたばかりで、第2回目、2日目の講義となりますが、
一日置くだけで、なんとも、教室の雰囲気と言いますか、先生と学生の距離?の様なものが、
少しだけ縮んでいるような気がするのは私だけでしょうか?
こういうのを面接授業で味わうと、通学制の学生ってうらやましいなと思ってしまうところでもあります。
さて2日目も面接授業はレジュメを元に進んでいきます。
哲学とは何か-哲学への誘い2日目、最終日は下記の4項目です。
近代の哲学
イマヌエル・カントの『ア・プリオリ』、コペルニクス的回転、純粋理性批判、実践理性批判、判断力批判や、ヴィルヘルム・ヘーゲルの倫理学、弁証法など。
哲学‐近代から現代へ‐
カール・マルクスの唯物史観、フリードリヒ・ニーチェのルサンチマン、ジグムント・フロイトの局所論、アンリ・ベルクソンのイマージュ、そしてプラグマティズムなど。
現代哲学の諸問題(現象学・実存思想・言語分析)
ハイデガーの世界内存在・本来的実存、ジャン・ポール・サルトルの実存主義、モーリス・メルロ・ポンティの身体的実存、ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタインの言語ゲームと家族的類似、J.L.オースティンの言語行為論など。
現象学の方法
現象学と解釈学、実証主義と現象学、還元の方法、など。
★ レポート課題
対立しあう複数の立場の間で交わされる、哲学的な対話を執筆する。(例:プラトンの対話篇)
条件1:哲学の議論を参照すること
条件2:身近な出来事を考察の手引きに取り入れること。
以上が、哲学とは何か-哲学への誘いの面接授業でした。
さて、今少し時間が経って、この面接授業の様子を書かせて頂いていますが、
正直、やっぱりなんのこっちゃ、盛り沢山で、整理がついてません(汗)
うん、少しややっこしい~という気持ちがある半面、これを書いているだけでも復習がしたくなるくらい興味深くもあります。
もちろん、これらを2日間で、各哲学的理論や考察を理解することなんて、多分難しいですよね。
ただ、こうやって歴史に沿って哲学を紹介してくれると、体系だって学ぶことが出来そうなので『いい感じ』です。
そうです、私、理解に乏しいんですw
でもでも、それでも『体系だって学ぶことが出来そう』という感覚を頂けたという意味においては、
本当にこの面接授業に出て良かったと思っています。
哲学とは何か-哲学への誘いの参考図書でもある『はじめて学ぶ哲学』とか、
その他、放送授業の哲学の基礎科目の学習も合わせて、哲学の基礎習得の為頑張りたいと思います。
頑張りたいというか、知りたいんですよね。
直接三松先生から受け取った哲学の雰囲気というんでしょうか、匂いというのでしょうか、哲学の世界観みたいなもの。
そういった感覚を心に残しながら、放送授業の哲学科目にもどんどんついていって、
私の、怠惰とごちゃごちゃした覚えの悪い脳みその中から、
キラキラと光る砂金のような、少しでも哲学のキラキラした知恵を、
頭の中に入れることが出来たらなと思っています。
その前に、レポート提出ですね!(笑)
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