卒業が見えたかも？2016年1学期単位認定試験終了！

2016年1学期単位認定試験終了しましたね。
今回は、平日の試験と土日の試験で、あわせて5科目を受験しました。

受験を終えて、自分なりの手ごたえの中では、何とか全部合格できたかな？と思っています。
そして、よくよく考えてみると、もし、この5科目のうち、3科目で合格を頂けたら、卒業に必要な124単位を満たして、晴れて卒業、ということになるかもしれません。

今回受験した科目は、下記の5科目でした。

経済学入門（’13）
現代経済学（’13）
教育の社会学（’15）
貧困と社会（’15）
仏教と儒教（’13）

経済学入門（’13）・現代経済学（’13）

私のコースは心理と教育なのですが、社会に関する事柄も押さえておかねばということで、この経済学に関する科目を履修しました。
お金があるかないかで、私たちの心のゆとりとか、関わりがありますよね？
この、経済という世界を少しでもみておきたいなというのが狙いで履修しました。

経済学と聞くと、もろに社会に関する科目と感じますが、経済を形作るのは当然人間です。
その為、経済という仕組みの理論体系を確立するためには人間心理が不可欠で、心理学なども親和性が高いです。

現代経済学（’13）では、ゲーム理論の囚人のジレンマや、心理学者でありながら2002年にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンのヒューリスティックス等も出てきます。
人間が関与することなので当然といえば当然ですが、経済学に心理学が出てくると、やはり、人の心を探求することはとても重要なことだなと、改めて学べました。

教育の社会学（’15）

人の心を育む？ひとつの場面として、教育というのが大事になってくると思います。
どのように指導するのか、どのような教育手法を用いればいいのかといった、方法論的視点もあるかと思いますが、そもそもの、小学校や中学校、或いは、高校、大学などは、社会が形成した1つの枠組みです。

社会は人間が織り成す、複雑な世界です。
教育といえば、学力や生活力？などをイメージしますが、それらの能力は人それぞれのバックグラウンドの違いによって、言い換えるならば、人それぞれの社会環境によって変化することもあります（家庭環境とか）。
また、それとは別の、もっと大きな社会によっても変化するでしょう（政策とか空気とか）。
また、このような社会は個で変革することが難しく、社会全体で考えるべき事柄でもあるかと思います。

個人的は、個の能力は個に帰属させるのではなく、やはり社会が大きく影響を与えているのではないかと思っているので、教育に関する社会学を学んでおきたいということで履修しました。

貧困と社会（’15）

私が放送大学には行った理由の一つが、学費の問題です。
この科目で言う「貧困」とは違うのかもしれませんが、お金がない、貧乏、或いは、貧乏だと思っているという点で惹かれた科目です。

昨今では、経済格差の問題、子供の貧困の問題なども表面化しています。
貧困と社会がどのような結び付きになっているのか、すこしでも知りたくて履修しました。

仏教と儒教（’13）

宗教は私たちの日常生活の中で、無意識的に取り入れられている要素の一つだと思っています。
仏教で言えば、お墓参り、神社仏閣への参拝、御天道様にみられている、仏様、死者への想いなど、儒教で言えば、仁義や礼など、全て日常場面で身近に存在します。
片や、宗教戦争や宗教対立など、なんとも人間臭いようなことも存在します。
そもそも仏教の変遷とは？儒教ってなんだ？ということを俯瞰的に、全体的に眺めたくて履修しました。

今回、この5科目を履修し、無事に単位認定試験を終えることが出来ました。
そのうちひと科目は寝坊で試験時間に遅刻をしてしまって、途中から参加しましたが、試験開始から20分以内に滑り込むことが出来て、何とか受験できました。

前述しましたが、この5科目のうち、3科目で合格を頂けたら、卒業に必要な124単位を満たして、晴れて卒業、ということになるかもしれません。
これで、放送大学教養学部を卒業するのかと思うと、少し感慨深かったです。